
1.患者さんの医療に対する認識不足も原因の一つ
病気やケガを治す処置を、手当といいます。手当という言葉は、悪いところに手を当てるところからきているのですが、最近の医療機関は、手当『病気を治すこと』ではなくて、診断『検査する』ところになっています。しかも診断するのは機械です。病院に行くと、まずX線撮影、エコー、心電図、CT、MRIなど、機械を使った検査を受けさせられます。診断の結果を出すのも機械です。医師はただそれを読み取るだけになっています。医師が直接患者さんたちの脈を取り、聴診器を当てて触診して、薬を処方すると行った手当は、大きな病院に行けば行くほど、受けられなくなっています。医師の方々も時間の制限の中で不本意な対応をせざる負えないのです。
2.ミネラルが見直されています。
病気になる前の自覚「予防医学」が健康な体作りに大切です。予防医学に対する自覚があれば医師も一人一人に十分な対応の時間がとれることになります。現代の医療は、血圧が高ければ血圧を下げる薬を飲ませます。頭が痛ければ痛みを抑える薬を処方します。しかし別の言い方をすれば、痛みは生体の免疫反応です。病気に対して抵抗する働きなのです。痛みをこらえるのは辛いことですが、体が本来持っている治癒反応なのです。無理にこれを抑制すると、かえって症状を悪化させてしまうのです。
「現代の治療とは切り取ることだ」といわれる方がいます。手術をして悪性の腫瘍を取り除くことで、一時的には健康を回復しても、腫瘍が出来た原因があきらかにされないかぎり、いつまた再発するかわかりません。生物は、自己治癒力をその遺伝子に持っています。自然界の動植物だけでなく、人間もその力によって、たとえ病気になってもそれを克服して、子孫を残してきたのです。ムダな遺伝子を持つことは、自己の存在を危うくする危険と隣り合わせですから、ガンの遺伝子も、糖尿病の遺伝子も、何らかの必要があって体内に組み込まれているはずなのです。ガンや糖尿病の遺伝子の存在が問題なのでなく、ミネラルが欠乏することで体内の微妙な代謝バランスが崩れて、ガんや糖尿病の遺伝子が思いもよらない時に活動をはじめて、病気になってしまうことが問題なのです。ミネラルはすべての代謝に直結していますから、ミネラルの欠乏はただちに病気に直結します。
人体に多く含まれているミネラルは、水素、酸素、炭素、窒素、ナトリウム、カルシウム、リン、硫黄、カリウム、塩素、マグネシウムの十一種類です。この十一種類で、全体の九九・九%を占めています。その中の、ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウムは金属元素です。これに塩素とリンを加えた六種を、常量ミネラルといいます。残りの〇・六%が、クロム、マンガン、鉄、コバルト、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素などの微量元素と呼ばれていたもので、最近はこれに、バナジウム、フッ素、ケイ素、ニッケル、ヒ素、スズの六種を加えて、ほとんどの元素が必須微量元素と考えてもいいのではないかといわれるようになりました。
適度な運動とミネラルに対する認識が一番!!
何となく体がだるい、肩が凝る、頭が重いといった経験は、日常的に誰にでもあることでしょう。たいした病気でもないのに体調がすぐれない、医者に行くほどではないが、不快な日常症状がなかなか取れないといった『半病人』になっていないでしょうか。私たちは、自然に調和し、自然をうまく利用することで文明を育ててきました。しかしその過程で、近代の文明は、自然破壊という大きな過ちを犯しました。土壌を汚染して、空気や水を汚して、生体系のバランスを崩してしまったのです。そのツケが、食物を媒介にして、人体に及んでしまったのです。是非、ミネラルバランスに気をつけて下さい。